【モノクロなのにエロさが伝わってくる】
前作と同様に肉感がとても美しく、細部までしっかり描かれているのがとても良いです。
私は、モノクロのアダルト漫画をあまり読みません。カラー漫画のほうがエロさがダイレクトに伝わって来るのが理由ですが、こちらはモノクロの濃淡だけで十分エロさが伝わって来ます。なのでついつい最後まで読んでしまいました。
またセリフの吹き出しも程よい量で、画力で勝負している点も良かったとと思います。
途中除霊の経緯の話や、K子さんの息子のくだり若干萎えてしまったりしました。ですが止めずに読んでみると主人公とK子さんのエロスと、K子さんと息子のハッピーエンドを上手く両立させているな〜と感心しました。
エロス一辺倒じゃないところが、読んでいて飽きないと思いました。また最後の郵便物で、これからどう展開するのかが非常に気になります。
【幽霊なのに豊満な肉体なのが良い】
事故物件に引っ越してきた主人公は、お金がないので致し方ないと思って住んでいたのところ、やはり事故物件にふさわしい幽霊が現れます。
多くの人がしなびた女性の幽霊を想像しがちであるが、この作品で現れた幽霊はとても豊満で香しいほどの肉体美を誇った肉感溢れる女性でした。
そういうところに面白さを見出すことができるとともに、エロさが極まり感心して読むことができました。この新しい逆転の発想により、主人公の気持ちに陶酔していける読者が多かったのではないかと思います。
幽霊というものを愛してもよいという感情を持ち合わせ、普段女性に見向きもされない人々に特に読んでもらいたい作品でした。
人から憎まれるほど、その逆の感情が働くという気持ちをうまく利用していました。
以上、漫画「 K子と病みおじ・楽」を読んだ人の感想でした。
感想を読んで漫画を読みたくなった人は「 K子と病みおじ・楽」を無料で読む方法をまとめた記事があるので、そちらも読んでみてください。