固定資産税が免除される家の条件

固定資産税が免除される家の条件
固定資産税の免税を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
以下では、免税条件について詳しく説明します。
1.外気分断性がない
固定資産税の課税対象となるためには、家には外気分断性が必要です。
つまり、屋根と3つ以上の壁があり、内外の気温を分断する性能を持っている必要があります。
一般的な家は屋根と四方向の壁で構成されているため、この条件を満たしています。
また、サンルームや小屋、ガレージなども同様の理由で外気分断性を備えているため、課税対象となります。
ただし、屋根と柱だけのカーポートのような建築物は外気分断性がないと判断され、固定資産税は免税となります。
2.土地定着性がない
土地定着性のない家も固定資産税の課税対象とされません。
土地定着性とは、土地と家が基礎などで結合し、簡単に移動できない状態にあることを指します。
通常、家は基礎でしっかりと固定されているため、固定資産税が課税されます。
同様に、基礎がある物置小屋や家の増築部分なども土地との結合があるため、課税対象となります。
しかし、土地との結合がないカーポートなどは土地定着性がないと判断され、固定資産税は免税となります。
3.用途性がない
用途性のない家も固定資産税の課税対象とされません。
用途性とは、建築された家が目的に応じて利用可能な広さを持っていることを指します。
例えば、住宅建設の目的で建てられた家は、住居スペースを持つため、固定資産税の課税対象とされます。
しかし、住居や事務所などの利用目的がない場合は、用途性がないと判断され、固定資産税は免税となります。
参考ページ：不動産購入 税金 固定資産税がかからない家がある！詳細を解説！
以上が固定資産税の免税される家の条件です。
これらの条件を満たすことで、固定資産税の支払いを免れることができます。