家の購入にはさまざまな費用がかかります
家を購入する際には、物件代金のほかにもさまざまな費用がかかります。
住宅ローンの返済や不動産取得税などがその一部です。
入居後にかかる費用について、明確に把握しておくことは重要です。
参考ページ：不動産 中古住宅 住宅ローン以外にかかる費用はいくらかを解説！
住宅ローン返済について
住宅ローンを利用して家を購入すると、毎月の住宅ローン返済が始まります。
この返済は完済するまで続きますので、長い期間にわたる負担となります。
返済期間は通常最長で35年ですが、自身のライフプランに基づいて返済期間を設定することが可能です。
一般的には20年から35年の長期返済が多いです。
滞納せずに完済するためには、家の購入を検討する前から家計管理を徹底することが重要です。
住宅ローンの返済額の調整について
住宅ローンの返済額は、一定の範囲内で自身で調整することが可能です。
例えば、貯蓄がある場合には、繰り上げ返済を行うことで毎月の返済額を減らしたり、返済期間を短くすることができます。
また、ボーナス時加算の利用をやめて毎月の返済のみにすることや、ボーナス時加算の月を変更することもできます。
多くの金融機関ではこれらの対応が可能ですので、具体的な利用方法については相談してみると良いでしょう。
不動産取得税について
家を購入すると、不動産取得税という税金がかかります。
これは、不動産を取得した際に一度だけ納めるものです。
物件を取得した後、都道府県から税金の納付通知書が送られてきます。
土地と建物の両方に課税され、税額は課税標準額（固定資産税評価額）に税率をかけて算出されます。
新築住宅の場合には、税額の軽減があります。
新築住宅の場合の税額軽減
新築住宅を購入する場合、一定の条件を満たすと課税標準額（固定資産税評価額）から1200万円（認定長期優良住宅の場合は1300万円）が控除され、実際に納付する税額が少なくなります。
この控除を受けるためには、都道府県の税事務所に申告を行う必要があります。
また、中古住宅の場合は建築時期によって控除額が異なるため、確認が必要です。