大手格付会社がロシアの格付けを引き下げ。ロシア経済は破綻の道をたどるのか!?

本日は経済のお話です。
格付け大手の「フィッチ・レーティングス」と「ムーディーズ」は3月2日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアの格付けを6段階下げてジャンク級(投機的)に引き下げることを発表した。
6段階とはすごいランクダウンですね。
フィッチ・レーティングスは「BBB」から「B」に引き下げ、格下げ方向の見直しである「レーティング・ウォッチ・ネガティブ」に位置づけた。
同機関は、欧米諸国による制裁措置により、ロシアの潜在成長率がフィッチの前回予想である1.6%から大幅に低下する可能性があると指摘した。
また、ロシアの金融機関に対する追加制裁が予想され、実際に実施された場合、同国の支払能力に影響を及ぼすと指摘した。
先週、格付けの引き下げを検討していると発表していたムーディーズは、格付けを「Baa3」から「B3」に引き下げた。制裁の規模と厳しさは、”当初の予想より大きく、信用に大きな影響を与えるだろう “と述べた。
JPモルガンなどのアナリストは2日、対ロシア制裁により、同国のドル建て国債などの債務不履行の可能性が大幅に高まったと指摘した。
S&P グローバル・レーティングスは先週、ロシアの信用格付けをジャンク級に引き下げた。
完全に私見ですが、ロシア経済は今後破滅の道をたどると思います。
仮に侵攻を止めたとしても、制裁解除の動きはまだ先になるかと思うので、ボディーブローのように制裁が効いてくるでしょう。
またその影響は日本にも必ずきます。
日本の今後の経済対策には注視したいと思います。
とにかく今は、世界の平和を祈るのみです。